Updated: September 1, 2024
カップルや友人同士で楽しみたい!ハワイ旅行費用 2人の場合
忙しい日常を忘れ、大好きな人や友人と行くハワイ旅行。南国での時間を想像するだけでもワクワク!ただ、そこで気になることといえば「旅行の費用」ですよね。
そこで、ハワイ旅行にかかる料金のおよその目安や、費用の種類など、今回は「2人で行くハワイ旅行」に焦点を当ててまとめてみました。
旅費のおおよその目安を知って自分たちの旅行を計画しよう
ハワイ旅行として一般的な「4泊6日」、「5泊7日」の日程で、2人分の旅費の目安を算出して下記リストにまとめてみました。飛行機代やホテル費用など、ベースとなる「旅費」と、ハワイ現地で必要になる食費や移動費、オプショナルツアー代などの相場は、後半で詳しく説明しています。
少しでも費用を抑えたい…という方に読んでほしい「ハワイ旅行の節約術」もご紹介!しっかり情報収集して、ハワイを楽しんじゃいましょう。はじめてハワイに行く方はもちろん、久しぶりにハワイ旅行を計画している方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
4泊6日の旅費の目安(2人分)
- 飛行機代:30万円(15万円x2)
- ESTA代:6,000円(3,000円x2)
- ホテル代:10万円(1部屋2万5,000円x4泊)※リーズナブルなランクのホテル・2人一室利用を想定
- 海外保険代:1万円(5,000円x2)
- 食事代:10万円(1日2万5,000円で計算)
- 交通費:1万円(レンタカー不使用の場合)
- オプショナルツアー代:3万円 ※滞在中2種類程度のオプショナルツアーを体験する想定
- 買い物&お土産代:不確定
- ◆合計:2人で55万6,000円
- (あくまで目安です。時期やホテルのランクにより相場は大きく代わります。買い物代は含まれません)
5泊7日の旅費の目安(2人分)
- 飛行機代:30万円(15万円x2)
- ESTA代:6,000円(3,000円x2)
- ホテル代:12万5,000万円(1部屋2万5,000円x5泊)※リーズナブルなランクのホテル・2人一室利用を想定
- 海外保険代:1万円(5,000円x2)
- 食事代:12万5,000円(1日2万5,000円で掲載)
- 交通費:1万円(レンタカー不使用の場合)
- オプショナルツアー代:4万円 ※滞在中2種類程度のオプショナルツアーを体験する想定
- 買い物&お土産代:不確定
- ◆合計:2人で61万6,000円
- (あくまで目安です。時期やホテルのランクにより相場は大きく代わります。買い物代は含まれません)
航空券とホテルをはじめ、絶対必要な旅行費用の目安は?
ハワイ旅行を計画する際に、 まず考えるべきなのが下記の必須項目。とくに航空券やホテルの費用は、旅行全体の費用に大きく影響します。
航空券代
日本〜ハワイの往復航空券の相場は、利用する航空会社や旅行時期によって大きく代わりますが、1人あたり約15〜25万円程度となっています(エコノミークラス/燃油サーチャージ・諸税込)。
年末年始、お盆を中心とした夏休み、ゴールデンウィーク、卒業旅行シーズンなど、日本人旅行者が多くなる時期は特に値段が高く設定され、逆に1月後半や連休の少ない秋などは、比較的価格が抑えられることも。ウェブサイトなどをチェックして、価格の上下を調べることも大切です。
航空費をセーブするには、格安航空LCC(ローコストキャリア)を利用するという手もあります。ただし、LCCでは預け荷物や機内食が有料になったり、予約後の変更やキャンセルが難しいなどのデメリットもあるので、事前に確認を。また、LCCであっても、時期によっては高めの料金設定になることもあります。
ホテル代
ホテルは、滞在中の「ベース」となる場所。旅の目的や一緒に行く相手によっても、どのランクのホテルを選ぶかが変わってきますよね。
カップルでロマンチックなハワイ滞在を、という方にはオーシャンフロントのリゾートホテルがおすすめ。カテゴリーも、海が見えるお部屋を選びたいものです。逆に、お友達とアクティブに楽しみたいからホテルにいる時間は短い、という旅行スタイルなら、ホテルルームからのビューにはこだわらなくてもOKかもしれませんね。
比較的リーズナブルなホテルからハイクラスリゾートまで幅広いアコモデーションが揃うハワイだからこそ、しっかりチェックしてステイ先を検討しましょう。
ちなみにハワイでは、お部屋の料金は「一室あたり」で提示されていることがほとんど。日本のように1人あたりの計算方法ではないので、料金表示を見間違わないようにしましょう。ワイキキ周辺ではリーズナブルなホテルでも1室3万円(約200ドル/1人あたり1万5,000円)〜、少しリッチなホテルなら1室6〜8万円(約400ドル〜550ドル/1人あたり3〜4万円)というところが多いようです。
多くのホテルルームの料金設定が、「2人1部屋」をベースにされているため、大人数の家族旅行に比べると、2人での旅行の場合はホテル代自体がリーズナブルになる傾向にあります。カップル用にスペシャルサービスがあるホテルなどもなるので、事前にリサーチを。
逆に、大家族の場合は広めのコンドミニアムやホテルのコネクティングルームなどを選ぶのがおすすめです。
ESTA
ハワイ旅行を予約する際に、あわせて必要になるのが「ESTA(電子渡航認証システム)」です。ハワイを含むアメリカへの渡航には「ESTA」を申請する必要があり、それにより渡航ビザを取得しなくても90日以内のハワイ観光滞在ができるようになるのです。
ESTAの申請費用は1人21ドル(約3,000円)、有効期限は2年間。大人だけでなく未就学児や乳幼児も申請が必要なので、忘れず申請しましょう。
-海外旅行保険(任意)
旅先での病気や怪我、盗難などをカバーする「海外旅行保険」。加入は任意ですが、もしもの時を考えて加入することを強くおすすめします。
保険の費用目安は、4泊6日で3,000円〜5,000円程度(各保険会社による)。これで安心して旅行を楽しめるなら決して高くないはず。クレジットカードに付帯する海外旅行保険もあります。
2人分のハワイ滞在費について
気になる!現地での2人分の食事代
ハワイの物価は全体的に高くなっており、食費も以前に比べて上昇しています。カジュアルなプレートランチでも、1つ12〜15ドル(約1,700円〜2,200円)が相場となっていて、日本の価格と比べると、相当な物価高を感じる方も多いかもしれません。また、食事代の15〜20%のチップが必要なのも、日本との違いとして覚えておくべきポイントです。
それらを踏まえると、2人で外食をする場合、朝食:4,000円、ランチ:6,000円、ディナー:1万6,000〜2万円程度の予算をみておく必要があります。
ただ、毎回毎回レストランで豪華な食事をするわけではないですよね。ABCストアなどのコンビニで軽食を買ってホテルのお部屋で食べたり、フードコートでリーズナブルなプレートランチを買ったりすれば、費用は抑えられます。プレートランチなどはボリュームの大きなものも多いので、2人でシェアするのもいいかもしれません。
また、朝食とランチをあわせた「ブランチ」を楽しんだり、時間帯によってドリンクやフードが安くなる各レストランの「ハッピーアワー」を狙ったりするのもおすすめ。予算とシチュエーションに合わせて、食事の予定をあれこれ考えるのも旅行の楽しみですね。
ハワイ現地で必要な交通費/移動費
ハワイでの移動手段は、公共のバス(The Bus)、トロリー、タクシー、Uberなどの配車アプリ、そしてレンタカーなどがあります。それぞれの特徴、使いやすさ、費用などを比較して使うことで、観光費や時間の有効利用にもつながります。
ぜひ、賢く利用してスムーズなハワイ滞在を楽しみましょう!
【The Bus】
The Busは、オアフ島内を網羅する便利なバスで、料金は大人3ドル、子供1.50ドル。1日何度でも乗り降りできるワンデーパスなら大人7.50ドル、子供3.75ドルとお得です。専用のICカード「HOLO Card(ホロカード)」も導入されたので、滞在中に何度もバスを利用する場合は登録しておくと便利です。
移動時間に余裕があるなら、このThe Busを上手に利用するのがリーズナブル。ただ、路線が複雑だったり、時刻表通りに運行されない場合もあるので注意も必要です。
【スカイライン(ハワイ初の鉄道システム)】
なお、同じく「HOLO Card(ホロカード)」を利用すれば、ハワイ初めての「鉄道」として新たに登場した公共交通機関「スカイライン」に乗ることもできます。運行区間が限られているため、ワイキキやアラモアナからの移動手段としては利用できませんが、オアフ島の西側へ行く予定があれば路線をチェックしてみましょう。
スカイラインは高架鉄道なので、車窓から見るハワイの様子はそれだけでアトラクション的な要素も。新しい楽しみのひとつとして体験してみるのもいいかもしれません。
料金体系はThe Busと同じく、大人3ドル、子供1.50ドルです。
【配車アプリ・タクシー】
急ぎの場合はタクシーや配車アプリを利用してみて。UberやLiftといった配車アプリは、場合によってはタクシーより低料金で移動できるので、ぜひダウンロードしておくようにしましょう。
事前に登録しておくクレジットカードでの決済で、行き先を言葉で伝える必要もないので、英語に不慣れな方にも便利。費用を節約するのはもちろん、言葉のストレス軽減にもつながります。
【レンタカー】
最も自由度が高いのは、レンタカーを利用すること。車種や車のサイズ、時期、保険などにより金額が変わりますが、4日間で4〜5万円程度が目安です。ガソリン代やパーキング代は別になり、ホテルでのパーキング代は宿泊代と別に追加される場合が多いので、事前にチェックするのもお忘れなく。
【biki】
最近は、気軽に利用できるレンタル自転車(シェアバイク)の「biki」も普及しています。30分$4.50(一人)をはじめ、様々な料金体系があるので公式サイトでチェックを。ホノルル市内を中心に約130箇所のドックがあるので、うまく使いこなせればリーズナブルに移動することができますよ。
ハワイでのオプショナルツアー料金
ビーチアクティビティや島内観光など、ハワイならではのオプショナルツアーは旅行の醍醐味のひとつ。料金は、その内容により様々ですが、1人1万円〜程度を目安に考えておくのがよいでしょう。
旅行会社を利用する場合は、オプショナルツアーまで手配してくれることもありますが、予算と内容にあわせて自分でウェブサイトをチェックするのもおすすめ。なお、人気のオプショナルツアーは定員がいっぱいになってしまうことも多いので、旅行前に日本から早めに予約を入れておくことをおすすめします。
お土産探し&ショッピングにかかる費用
ハワイ旅行のお楽しみであるお土産探しやショッピングも、予算を考えて楽しみたいものです。全体的に物価が高くなっているので、狙いを定めて「本当に気に入ったもの」だけを買うようにしたいものです。
ショッピングに関しては、一概に目安の予算を出すことはできませんが、その分事前にしっかり予算を計算しておくようにすると、失敗が少ないかもしれません。
カップル2人でのハワイ旅行、とくに新婚旅行などの場合は、家族へのお土産、友人や職場へのバラマキ土産などが必要な場合も!スーパーマーケットなど、地元の人たちが通うお店でお菓子などをリーズナブルにまとめ買いするのもおすすめです。
逆に、ここでしか手に入らないハワイ産アイテムや、ローカルアーティストの作品などは多少金額が高くても自分たちの思い出の品として購入したいもの。メリハリをつけてショッピングを楽しみましょう!
少しでもハワイ旅行費を抑える節約術とは?
渡航時期を考える
航空券やホテルなどの費用は、旅行の時期によって大きく変動します。年末年始、お盆を中心とした夏休み、ゴールデンウィークなどは日本人観光客が多いため、ベースとなる料金が高く設定されます。
そのため、費用を抑えるには1月後半〜2月や、ゴールデンウィーク明けの5月下旬、11月〜12月上旬など、連休が少なく、比較的日本人旅行者が少ない時期を狙うのがおすすめ。休暇がフレキシブルに取れる方は、ぜひその時期の旅行を計画してみて。
LCC(格安航空券)を上手に活用する
航空券をできるだけ安く手に入れるなら、LCC(ローコストキャリア)の利用を検討してみては。たとえばホノルル便が就航している「ZIPAIR」は、JAL系列のLCCとあってリピーターや旅行通の人に人気があります。
ZIPAIRは、現在成田〜ホノルル便のみで、運行する曜日も限られていますが、ウェブサイトを見て安い時期を狙えば、日本〜ホノルルの航空券を、片道3万円代で購入できる場合もあってお得!!
ただし、預け荷物や機内食が有料になったり、さらに予約後の変更やキャンセルが難しいなどのデメリットがあるのも事実です。事前にしっかり確認しましょう。
食費を抑えるならテイクアウトやデリを活用
前述したように、ハワイのレストラン(外食)の値段は上昇しています。そこで、フードコートでのテイクアウトやスーパーマーケットのデリコーナーなどをバランスよく活用してみてはいかがでしょう。
地元の人たちが通うスーパーマーケットでは、量り売りの本格的なデリがお手頃価格でゲットできます。また、ボリュームの大きいプレートランチをテイクアウトして、2人でシェアするのもいいですね。買った食事はホテルのお部屋で食べてもいいし、公園やビーチへ持って行ってピクニック気分で楽しめば一石二鳥!
暮らすように楽しみながら、節約もできるなんて、最高ですよね。
お得なハッピーアワーなら、有名店でもお得に楽しめる
リーズナブルに美味しいものを楽しみたいなら「ハッピーアワー」を最大限に活用してみて!ディナーで混み合う時間帯の前、たとえば午後3時〜6時頃限定で、カクテルやププ(おつまみ)を通常より安く楽しめるお店が、ワイキキを中心に数多く存在します。
時間帯だけでなく「カウンター席のみ」などの制限をつけているところもありますが、2人での旅行ならバーカウンターでオシャレな時間を過ごすのもいいですよね。
お得なクーポンやSNSサービスもチェックを
街中にある無料情報誌(フリーペーパー)や情報ウェブサイトなどには、レストランやショップで使えるオトクなクーポンが付いていることがあります。「飲食代15%オフ」「お買い上げでギフト進呈」など、内容は様々なので、積極的に使ってハワイ旅行をお得に楽しみましょう!
地元スーパーの会員になって割引を活用するのも手
ハワイのスーパーマーケットやドラッグストアでは、会員向けの割引価格を提供しているところがあります。在住者だけでなく、旅行者でも簡単に会員登録できる場合もあるので、活用してみてはいかがでしょう。
登録方法はお店によって違うので、気になる場合は店舗スタッフに確認してみてくださいね。
2人でのハワイ旅行、たくさんの思い出を作りましょう
大好きなハワイへの2人旅行、少しでもお得にそして最大限に楽しみたいですよね。せっかくのハワイ旅行、節約するところは節約し、贅沢に過ごすところはとことん贅沢に!バランスよく過ごしながら、たくさんの思い出を作ってください。
なお、今回ご紹介した旅行費用は、あくまで「目安」ですので、参考にして計画を立てていただければ嬉しいです。
- 「旅行前に知っておきたい!ハワイ旅行 費用の目安って?」の記事や
- 「日本とハワイ 時差を旅行前に確認!時差ボケ対策のヒントも」の記事も、ぜひチェックを!