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旅行前に知っておきたい!ハワイ旅行 費用の目安って?

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Updated: April 1, 2024

ハワイ旅行を計画するにあたって、やはり気になるのが「ハワイ旅行の費用」。旅行にかかる料金のおおまかな目安、旅行にかかる費用の種類など、ハワイ旅行にまつわるお金の情報をまとめました。

「できるだけ安くハワイを楽しむためのヒント」もご紹介しています。はじめてハワイに行く方、久しぶりにハワイ旅行を計画している方の参考になればうれしいです。

ハワイ旅行の全体費用、目安はどれくらい?

4泊6日のハワイ旅行は、1名25万円〜40万円程度

ハワイに限らず、旅行全体にいえることですが、日程やシーズンによってその費用の目安は大きく変わってきます。現在のハワイ旅行(オアフ島)の場合、一般的な4泊6日の旅程で1名25万円〜40万円程度が目安です。

一時期は、4泊6日で10万円程度、といったハワイ格安ツアーが出ていた時期もありますが、その頃に比べると、全体的に旅行費用の相場は高めになっています。

航空チケットや燃油サーチャージ、ホテル宿泊費など、旅行に絶対欠かせないベースの費用が値上がりしていることが一番の原因です。

さらに、多くのニュースなどで報道されているようにハワイ現地の物価自体も高くなっているいるため、食事やショッピングの予算も少し多めにみておく必要があるといえるでしょう。

また、為替相場の変更によっても費用の目安は大きく変わりますのでご注意を。

楽しいハワイ旅行 費用を抑えるためにも、しっかり情報収集を

航空券とホテルがセットになった「旅行会社のパッケージツアー」を利用することで、個人旅行に比べると比較的リーズナブルに旅程が組めることもあります。たとえば、4泊6日・ホテル1室2名利用でのパッケージツアーなら20万円前後から設定されているようです(往復航空券+ホテル代のみ)。

さらに、旅行自体の時期をローシーズンに設定するなど、旅行費用をおさえる方法はいろいろあるので、事前に情報を確認することが大切です(具体的なコツはコラムの最後にまとめたのでご参照ください)。

それでは実際に「何にいくらくらいかかるのか」「必要な費用はどれくらいか」の具体例をご紹介していきます。

旅行予約時、絶対必用な費用を把握しよう

ハワイ旅行を予約する際に、 まず必要な費用として下記の項目があげられます。

-航空券代(必須)

-ホテル代(必須)

-ESTA(必須)

-海外旅行保険(任意)

※航空券やホテル、ESTAの申請は必須項目ですが、海外旅行保険は任意項目となります。

●航空券

日本〜ハワイの往復航空券の相場は、1人あたり約8〜18万円程度となっています(エコノミークラス/燃油サーチャージ・諸税込)。利用する航空会社や渡航シーズンにより、大きく料金が変わるので、ウエブサイトなどを利用して予定している時期の料金をしっかりチェックすることをおすすめします。

たとえば、日本人旅行者が多くなる年末年始、お盆を中心とした夏休み、ゴールデンウィーク、卒業旅行シーズンなどは特に値段が高く設定されることがあるのでご注意を。

また、格安航空LCC(ローコストキャリア)を利用し、安い時期を狙えば、大きく航空券代をセーブできることもあります。

ただし、LCCでは預け荷物や機内食が有料になったり、予約後の変更やキャンセルが難しいなどのデメリットもあるので、事前に確認して利用するようにしましょう。

●ホテル

世界的なリゾート地であるハワイには、ステイの中心となるホテルも、お手頃価格のリーズナブルなホテルから高級リゾートまで、多種多様にそろいます。基本、お部屋の料金は「一室あたり」で表示されることが多く、リーズナブルなホテルでも1室2万円〜、少しリッチなホテルなら1室5〜6万円といったお部屋も多いようです。

ホテル自体のグレードはもちろん、立地、お部屋のカテゴリー、旅行人数などによって予算感は大きく変わります。「朝食付き」「ラウンジ利用可能」などの特別プランがあるホテルも。

誰と滞在するか、どんな旅行にしたいかによっても選ぶホテルが違ってくるので、料金とともにホテルの雰囲気やサービスなども確認しましょう。

同じホテル内でも、オーシャンフロント、オーシャンビューのお部屋は料金が高く、マウンテンビューやシティービューはリーズナブルな価格設定になっていることが多いようです。

もちろんお部屋から眺めるハワイの海は最高ですが、日中はアクティブに動き回る派なら、オーシャンビューよりマウンテンビューの方が夜景を楽しめる場合も。滞在中の行動パターンを考えて客室のカテゴリーを選ぶことで、旅行費用をおさえることもできそうです。

●ESTA(電子渡航認証システム)

アメリカへ渡航する際に必要となるのが、「ESTA(電子渡航認証システム)」。もちろんハワイ旅行にもこの申請が必要です。ESTAを取得していれば、渡航ビザを取得しなくても90日以内のハワイ観光滞在が可能となります。

ESTAの申請費用は21ドル(約2,800円)、有効期限は2年間。大人だけでなく未就学児や乳幼児も申請が必要なので、忘れないように申請しましょう。

●海外旅行保険

旅先での病気や怪我、盗難などをカバーしてくれる「海外旅行保険」。加入は任意ですが、もしもの時を考えて事前に加入することを強くおすすめします。

保険の費用目安は、4泊6日で2,500円〜3,500円程度(各保険会社による)。これで安心して旅行を楽しめるなら決して高くないはず。クレジットカードに付帯する海外旅行保険もあるので、お手持ちのカードの補償内容も確認しておきましょう。

ハワイ旅行中、現地で必要な費用とは?

ハワイの物価は総じて高めになってきています。だからこそ、滞在中の食事や買い物などにかかる費用を事前にできるだけ把握しておきたいもの。余裕を持って、旅行を楽しみましょう。

食事代(朝食、ランチ、ディナーの相場は?)

ハワイは日本に比べると物価が高く、あわせて食事の料金も高くなっています。カジュアルなプレートランチでも、12〜15ドル(1500円〜2000円)が相場。大雑把に、1人あたり朝食:1500円、ランチ:2000円、ディナー:6000円程度の予算をみておくようにしましょう。

もちろん、ホテルのレストラン、カジュアルなフードコート、ファストフードなど、お店のカテゴリーによっても料金設定は違いますし、アルコールをオーダーする場合はさらに予算が高めになります。

逆にコンビニエンスストアでおにぎりやお弁当を購入すれば、食費をおさえることもできます。レストランで食事をするよりも費用を抑えられますし、暮らすようにハワイグルメを試してみるのも楽しいはず。ホテルのお部屋や公園でカジュアルに楽しむのがおすすめです。

※レストランでのチップについて

ちなみに、ハワイ(アメリカ)にはチップの習慣があり、レストランなどの食事では料金の15〜20%(高級レストランでは20〜25%)のチップを置くことが通例です。日本にはない習慣ですが、忘れずに支払い、サービスに対する感謝をスマートに伝えたいものです。

レストランの支払いにクレジットカードを使用する場合は、レシートの署名欄の近くにある「Tip欄」に金額を書き込むようにします。まれに、請求時にTipが既に含まれていることもあるため(サービスチャージと書かれていることもあります)、会計時には念の為レシートをしっかりチェックしましょう。

レストラン以外でもチップが必要な場面があります。駐車場でのバレースタッフやホテルでのポーターへのチップなどをさっと渡せるよう、常に1ドル札を何枚か用意しておくとスムーズです。

交通費・移動費

ハワイ現地での移動手段は、公共のバス(The Bus)、トロリー、タクシー、レンタカーなどが考えられます。

●バス

「The Bus」はオアフ島内を網羅する便利なバスで、料金は大人3ドル、子供1.50ドル。1日何度でも乗り降りできるワンデーパスなら大人7.50ドル、子供3.75ドルとお得です。

料金は乗車時に払います。お釣りがでないシステムなので、ぴったりの金額を用意しましょう。専用のICカード「HOLO Card(ホロカード)」も導入されたので、滞在中に何度もバスを利用する場合は登録しておくと便利です。

The Busの運行ルートはオアフ島の各所を網羅しているため、ワンデーパスを駆使すれば交通費を抑えて遠出することも可能です。ただし、ていねいな車内アナウンスなどはないので、乗降したいバス停の場所や地名を事前に確認しておくのが大切です。公式サイトや専用アプリをうまく利用して、快適なバスの旅を楽しみましょう。

The Busの社内は比較的冷房が効いているので、軽い上着などを持っていると安心です。

●The Busの公式サイトはこちら

●トロリー

オアフ島内を走る「ワイキキトロリー」には、ピンクライン、レッドライン、ブルーライン、グリーンラインの4ラインがあります。ワイキキとアラモアナを結ぶピンクラインや、カイムキやカハラなど、ローカルのグルメタウンを巡るグリーンラインなど、ぜひ上手に利用したいところ。

価格やルート詳細はワイキキトロリーの公式サイトでチェックできます。

また、各旅行会社が独自に運行するトロリーもいくつかあり、利用旅行会社によって無料で乗車できる場合もあります。ハワイの風を感じながら、名所をゆっくり回るのも楽しいもの。有効に利用すれば交通費の節約にも一役買ってくれそうです。

●タクシー、Uber、Lift

到着時、空港からワイキキまでの移動や、ローカルタウンのレストランへの移動では、タクシーも便利です。ただし、いわゆる「流し」のタクシーはあまり見かけないので、利用する場合はホテルで呼んでもらうのが安心です。

また、最近は配車アプリの「Uber(ウーバー)」や「Lyft(リフト)」も普及しています。専用アプリを使って車を手配でき、料金も事前に確認が可能。アプリに登録したクレジットカードで決済できるので、現金のやりとりもありません。

慣れれば、英語が苦手な方でも利用しやすい交通手段なので、事前にアプリをダウンロードしておくのもおすすめです。

●レンタカー

自分たちのペースで自由に移動するなら、レンタカーもおすすめです。車種や車のサイズ、時期、保険などにより金額が変わりますが、4日間で2〜3万円程度が目安。ガソリン代やパーキング代は別になります。

レンタカーは現地でも手配できますが、出発前に日本から予約しておくことも可能です。日本語対応が嬉しい日系のレンタカー会社もあるので、英語が心配な方にも安心です。

日本の免許証、クレジットカード、パスポート、国際免許証などを忘れずに準備し、安全運転で楽しみましょう。お子様連れの場合は、チャイルドシートが必要となりますのでレンタカー会社に確認して用意しましょう。

オプショナルツアー代

ハワイならではのビーチアクティビティや島内観光など、現地での様々なオプショナルツアーは旅行の醍醐味のひとつでもあります。

オプショナルツアー料金は、その内容により様々ですが、1人1万円〜程度を目安に考えておくのがよいでしょう。個人ではなかなか行けない場所やアクティビティを、専任のガイドとともに安全に存分に楽しんでみましょう。

予算と相談してお好みのツアーをリサーチしておくと、ハワイ旅行をさらに思い出深いものにできるはず。なお、人気のオプショナルツアーは定員がいっぱいになってしまうことも多いので、日本から早めに予約を入れておくことをおすすめします。

お土産代・ショッピング代

お土産探しやショッピングは、ハワイ旅行の大きな楽しみ…という方も多いはず。最近は、メイド・イン・ハワイのお菓子やアートなど、新しいお土産候補が次々登場しています。

物価は全体的に高くなっているので、事前に予算をある程度決めておくのも大切。その中で「本当に好きなもの」「ハワイを感じられるもの」を選りすぐって、大切な方へのギフトにしてみてはいかがでしょう。

地元の人が利用する「スーパーマーケット」へ足を伸ばせば、旅行者向けのお店よりリーズナブルな価格でチョコレートやマカダミアナッツなどの定番土産を買えることも。最近は、安くてお洒落なオリジナルのエコバッグなどをお土産にまとめ買いする方も多いようです。

また、毎週土曜の朝にKCCやカカアコで開催される「ファーマーズマーケット」へ出かけ、新鮮なフルーツやハワイ産コーヒーを購入するのもおすすめです。お祭りのような賑やかな雰囲気の中、ハワイならではのグルメやアートを発見できるかも。ハワイに住むローカルの人々との交流も感じられる、特別な時間をどうぞ。

■ハワイ旅行の費用をできるだけ抑えるコツ(予約時)

ハイシーズンを避ける

前述の通り、日本人旅行者が多くなる年末年始、お盆を中心とした夏休み、ゴールデンウィーク、卒業旅行シーズンなどは特にハワイ旅行の値段が高くなります。

逆に、たとえば1月後半〜2月や、ゴールデンウィーク明けの5月下旬、11月〜12月上旬などは、比較的旅行者が少なく設定価格もおさえられる傾向にあるので、ぜひ日程に合わせてチェックしてみましょう。

格安航空券(LCC)を利用する

航空券の費用は時期や航空会社により異なりますが、できるだけ費用を抑えたい場合におすすめなのは、LCC(ローコストキャリア)の利用検討。たとえばホノルル便が就航している「ZIPAIR」は、JAL系列のLCCとあって人気です。

タイミングをはかり、安い時期を狙えば、平均往復で10万円程度はかかる日本〜ホノルルの航空券を、片道3万円代で購入できる場合もあります。

ただし、フライトの日程が限られていたり(毎日就航ではない場合がある)、預け荷物や機内食が有料になったり、さらに予約後の変更やキャンセルが難しいなどのデメリットも。利用される場合は、事前にしっかり確認しましょう。

ホテルのランクを熟考する

ホテルのランクやお部屋タイプを少し変更するだけで、旅行の費用が大きく変わる場合があります。たとえば、オーシャンフロントのリゾートホテルに比べ、少しビーチから離れた立地のホテルは比較的リーズナブル。

お洒落で個性豊かなブティックホテルなども、実はお得に泊まれる場合があるのでぜひ検討してみることをおすすめします。

小さなお子様連れや親子三代での旅行におすすめなのが、コンドミニアムタイプのホテルです。フルキッチンがついているので自炊が簡単だったり、簡単に使えるバーベキューコンロやテニスコート施設などがあったり、過ごし方のバリエーションも多様になります。

1ユニットに大人数で滞在できるお部屋もあるので、結果的にホテルを何部屋か予約するより割安な滞在になることも。費用や宿泊人数の制限など、細かい規約は予約時に必ずチェックしましょう。

ホテル料金以外にかかる、リゾートフィーやパーキング料金などもホテルごとに違う場合が多いので、忘れずに確認するようにして。

■ハワイ旅行の費用をできるだけ抑えるコツ(ハワイ現地)

スーパーマーケットのデリやテイクアウトも賢く利用

旅行中、3食すべてを外食にするのは費用的にも時間的にも少々難しい…。そんなときにおすすめなのが、スーパーマーケットなどの「デリコーナー」や、ショッピングセンターにある「フードコート」でのテイクアウトです。

最近は、デリにも本格的なメニューが充実しています。食べたいものを欲しい分量だけ容器に入れて、重さによって料金を支払う量り売りなので、気分や体調にあわせてセレクトできます。もちろん、量を調整することで費用も安く抑えられます。

フードコートには、アメリカンな食事からハワイアングルメ、アジア諸国の味が大集合。たっぷりボリュームあるプレートランチをいくつか購入し、何人かでシェアするのもおすすめです。

ある程度、1日の食費の予算を決めてバランスを考えるのもよいでしょう。

お得なハッピーアワーを狙うのがおすすめ

ハワイでは、ちょっとお得な「ハッピーアワー」を設定しているレストランが多数あります。ディナーで混み合う時間帯の前、たとえば午後3時〜6時頃限定で、アルコールやププ(おつまみ)を通常より安く楽しめる…といった具合。

ハワイのクラフトビールやマイタイなどのトロピカルドリンクを、お洒落かつリーズナブルに堪能できるかもしれません。

「え、こんな人気店が?」と驚くようなレストランのハッピーアワーも次々登場しているので、そういった時間帯を積極的に利用するのがおすすめです。事前にハッピーアワーをリサーチして「お得に、美味しく」楽しんでみてはいかがでしょうか。

ビーチや公園でハワイの自然に癒やされる

食費や物価の上昇が取り沙汰されがちなハワイ旅行。ですが、南国ハワイには、美しく広がるビーチや緑がいっぱいの公園、ハイキングコースなど、お金をかけなくとも楽しめる場所もたくさんあります。

あれこれスケジュールを詰め込むのではなく、のんびりとビーチに寝そべって心と身体を癒やす過ごし方も、ハワイならでは。あえて「何もしない贅沢」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

■しっかり情報収集して、楽しくお得なハワイ旅行を

今回は、ハワイ旅行にかかる費用についての最新情報をまとめてご紹介しました。素敵なハワイ旅行の思い出をたくさん作りながら、お得に過ごせるよう、ぜひ参考にしてくださいね。