hawaii in february

2月 ハワイはどんな様子?海で泳げる?楽しみ方もご紹介

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一年を通じて寒暖差が少なく、穏やかな気候が続くハワイ。日本では寒さが身にしみる真冬の2月、ハワイはどんな様子なのでしょうか?

「常夏」のイメージも強いハワイには、はっきりした四季はありません。ただ、ハワイでは「夏場は乾季、冬場は雨季」と大きく2つに気候がわかれていて、2月は雨の多い雨季とされています。夏の乾季シーズンに比べると雨や曇りの日が増えるのですが、日本の梅雨のように一日中しとしと雨が振り続けることはまれです。

今回は、2月のハワイの気温や様子がどんな感じかお伝えします。天候に合わせた服装や2月ハワイのイベント情報、2月のお得な楽しみ方などをご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

ハワイの2月の気温は?寒さはどれくらい?

ハワイ、2月の平均気温は涼しめの約23.6度

ハワイ(オアフ島)では、2月の平均気温が摂氏23.6度程度となります。もちろん年により、その平均温度は少しずつ変化しますが、平均最高気温は約27.4度、平均最低気温が約19.8度ほどです。この数値は、1年を通してハワイの気温としては一番低くなっています。

一年を通して平均気温は2月が一番低い

ここ5年ほどの情報を見ると、最低気温の平均が20度を下回るのは年間を通じて2月だけ。朝晩や天気が崩れた日など、肌寒く感じることもあるかもしれません。とはいえ、最高気温は27度ほどまで上がることが多いので、日中お天気がよければプールやビーチで泳ぐことも可能。とくにお天気のいい日中は、ビーチにも多くの人が出てにぎやかな雰囲気です。

逆に、朝晩の涼しく感じる時間帯でも、気温は20度前後。日本の春くらいの感覚だと思いますので、「寒い」と感じることはほぼなく、2月とはいえいわゆる「防寒着」は不要です。ただ、肌寒さを感じた時にさっと羽織れる長袖の上着を一枚用意したいもの。薄手のブランケットや大判のスカーフも役に立ちます。

ハワイの2月は「雨季」ですが、実際どれくらい雨が降るの?

日本の梅雨とは違う?なにを準備すればいい?

ハワイでは、4月〜9月頃が晴れの多い「乾季」、10月〜3月頃は比較的雨の多い「雨季」とされています。2月のハワイは、その「雨季」に該当。夏の時期に比べると、比較的雨や曇りの日が多くなります。

とはいえ日本の梅雨とは違い、にわか雨(シャワー)が降った後に晴れ間が広がることも多いのがハワイの気候の特徴。一日中ずっと雨が降っているという日はそれほど多くありません。また、降水量はその年によっても大きく変わるので、一概に決めつけられません。スマホアプリの天気予報などを、こまめにチェックすることをおすすめします。

いずれにしても、この時期は小さめの折り畳み傘や撥水性の上着、パーカーなどを用意するのが得策。使い捨ての傘やコンパクトな折り畳み傘は、ハワイ現地では入手が難しいこともあるので、軽めの小さな折りたたみ傘を日本から持ってくると良いでしょう。

「美しい虹を見ると、またハワイへ戻ってこられる」との言い伝えも

雨が降った後には、美しい虹・レインボーが現れることも。「レインボー・ステイト」とも呼ばれるハワイは虹との遭遇率が他の州に比べて多いのが特徴で、この時期は特にその確率が高くなります。ホテルの部屋から、海にかかる大きな虹が見られたら、それだけでハッピーになれそうですよね。

「No Rain, No Rainbow(雨が降るからこそ、レインボーが見られる)」というポジティブな言葉も、ハワイではよく使われます。また、「虹を見ると、またハワイへ戻って来ることができる」という言い伝えをはじめとして、虹にまつわる神話や伝承はいろいろと語り継がれています。美しい虹を見かけたら、そんな話を思い出してみてくださいね。

※平均気温などは「国土交通省 気象庁 世界の天候データツール(ClimatView 月統計値)」参照

2月のハワイの服装、おすすめは?

日中は半袖でもOKですが、上着を1枚用意して

2月は、ハワイとしては少し涼しいシーズンですが、晴れた日中は暑く感じることもあります。基本的には半袖Tシャツや短パンといった「サマーカジュアル」で過ごすことができますよ。

とはいえ前述したように、最低気温が20度を下回ることもあります。また、レストラン、ショップなどの屋内や、ザ・バスなど公共の乗り物の中は、冬でも冷房が効いている状態。日本の春〜初夏シーズンの服装をイメージして、ノースリーブというよりは、少し袖が長めのシャツや薄手の長袖シャツなどの出番が多いかも。

ポイントは「温度調整できる」服装

カバンの中に、常に軽く羽織れるカーディガンやパーカー、ストールなどを持ち歩くと調整しやすいでしょう。脱ぎ着が楽なスタイルで、簡単に温度調整できるようにしておくとスマートです。足元は、サンダル以外にハイキングやウォーキング、ジョギングなどでも役立つスニーカーを1足持っていると便利かもしれません。

TOPに合わせたお洒落を楽しもう

ハイブランドのショップや高級なレストランなどへ行く予定がある場合は、短パンやビーチサンダルなどは控えて、少しだけお洒落を心がけてみて。女性ならワンピースやサマードレス、男性はアロハシャツに長いパンツなどでドレスアップしてみましょう。季節に関わらず、TPOに合わせた服装を心がけると、ハワイでの時間がより楽しく心地よくなるはず。ロマンチックな時間を過ごしてみては。

2月ハワイの天気は?海やプールには入れる?

ハワイなら2月でも海で楽しめる!

2月のホノルルの海水温度は約24.5度なので、南国ハワイでは、真冬にあたる2月でも海やプールで楽しめます。もちろん、ハナウマ湾でのシュノーケリングやパラセーリングなど、海のアトラクションも!

でも、風が強かったりお天気が崩れたりすると肌寒く感じることもあるので、無理はしないように気をつけて。水温より気温のほうが低くなる場合もあるので、水から出たらすぐに羽織れるパーカーや大きめのバスタオルなどを準備しておきましょう。

※ハワイ周辺の海水温度は「National Centers for Environmental Information (NCEI)」参照

寒いと感じたら、ビーチにあがって休憩を。ラッシュガードは、体温調整と日焼け止め対策が同時にできるので、お子さん連れにもおすすめです。お気に入りを見つけて、現地調達するのも楽しいかも!また、プールには温かいジャグジーがついているところも多いので、うまく活用して冬の水遊びを楽しみましょう。

冬のノースショアはサーフィンの聖地!

2月にオアフ島に滞在するなら、ノースショアの高波を観に行くのもおすすめです。世界中から多くのサーファーが集まる特別なウェイブは一見の価値あり。迫力満点です。ただ、波が高くなるエリアでの遊泳は危険なので気をつけましょう。

世界的に有名なサーフィン大会が開かれる時期でもあるので、興味のある方はネットなどで情報収集してみてくださいね。

2月 ハワイのサンライズは何時頃?

2月ハワイ 日の出は7:00頃、日没は18:30頃

ハワイの2月、日の出(サンライズ)はおよそ7:00頃、日没(サンセット)はおよそ18:30頃です。夏に比べると日の出が遅いので、ダイヤモンドヘッドからサンライズを眺めるのもおすすめです。

※ダイヤモンドヘッド登山には予約が必要です。詳細はこちらから>>https://gostateparks.hawaii.gov/diamondhead

冬はサンセットが早いのでレストラン予約は注意を

日没も夏に比べると早めなので、明るいうちにホテルに戻りたい場合は逆算して予定を組むようにして。サンセットタイムのディナーを予約する場合も、時間帯を確認するようにしましょう。なお、ワイキキでは冬の時期、太陽が海へと沈む絶景が見られますよ!日の出・日没の時間は、スマートフォンなどでも手軽にチェックできます。

ハワイでは冬でも紫外線対策を

冬でもUV対策は手を抜かないのがハワイ滞在のポイント

基本的に、一年中UV指数が高いハワイ。2月の日差しは、夏に比べれば少しましになりますが、年間を通して日焼けに対するケアは必要です。ビーチやプール、ハイキングに行く際はもちろん、ショッピングなどの外出でも日焼け止めや帽子、サングラスなどのUV対策を。

2月 ハワイ旅行、費用は?

2月のハワイ旅行は比較的リーズナブルで狙い目

年末年始の繁忙期を終え、2月は比較的旅行費用が落ち着くシーズンと言われています。日本だけでなくアメリカ本土でも長い連休がなく、雨季ということもあってホテル代や航空運賃、さらにオプショナルツアーなどが少しリーズナブルに設定されることが多いのです。

旅行会社の「ツアー情報」もチェック

早めに航空会社やホテルのホーム ページ、SNSなどをチェックしましょう。また、旅行会社によるツアー情報も随時確認して、お得なハワイを楽しんでみてくださいね。

※ハワイ旅行の費用についてはこちらもチェック

2月のハワイの楽しみ方&イベント

グレート・アロハ・ラン

2月にあるアメリカの祝日「プレジデント・デー」に行われるラン・イベント。ホノルル港のアロハ・タワーをスタート、ゴール地点のアロハスタジアムまで、約8.2マイル(約13km)のコース。レースとして走ってもよし、家族でウォーキングしたり仮装をしてゆっくりジョギングするなど、マイペースに思い思いの楽しみ方ができます。

ハワイ最大級の「スポーツ・チャリティ・イベント」としても知られており、毎年多くの参加者が集まります。

※グレート・アロハ・ランの詳細はこちら>>https://greataloharun.com

バレンタイン・デー

2月14日はバレンタイン・デー。女性が好きな男性にチョコレートを渡して告白する…という日本のバレンタインとは違い、男性が女性に愛を込めて花束やプレゼントを送ったり、家族や友人同士でも日頃の感謝を込めてギフトを贈りあったりするのがアメリカのバレンタイン・デー。その時期は、あらゆるショップで華やかなディスプレイが見られ、ワクワクします。

当日は、レストランでもスペシャルメニューを設定するところが多いので、ロマンチックなディナーを楽しむのもおすすめです。特別な日でレストランも混み合うので、ぜひ早めに予約しましょう。

ホエールウォッチング

12月~4月頃の冬の時期には、ハワイ周辺の海に多くのザトウクジラが姿を現します。暖かいハワイの海で繁殖、出産、子育てをするクジラの姿を間近で見られる「ホエールウォッチング」は、冬のハワイの冬の醍醐味のひとつです。

オアフ島なら、マカプウトレイルなどの東海岸からもクジラを見られることがあります。また、ホエールウォッチングのためのクルーズツアーも多数あるので、ぜひ利用してみて!

チャイニーズ・ニューイヤー(春節のお祝い)

春節とは、中国における旧暦の正月(旧正月)のこと。毎年、暦によって日程が変わりますが、1月後半〜2月にあたることが多くなります。春節を祝い、ハワイのショッピングセンターなどでもセールやイベントが開催され、ライオンダンス(中国の獅子舞)やパレードなどを見ることができます。

また、ホノルルのダウンタウンでは、チャイナタウンの「カルチュラル・プラザ」を中心に華やかなイベントが行われるので、本格的な春節を体験したい方にはおすすめ。ただし、夜は少し治安が悪い場所もあるので、観光は明るいうちに行くようにしましょう。

2月のハワイ、お得にのんびり楽しんで!

ご紹介してきたように、2月ハワイは比較的、旅行代金が落ち着く傾向にあります。夏に比べると少し涼しい気候かもしれませんが、暑すぎず、日差しも強すぎないので、この時期が落ち着く…という方もいるかもしれません。

3月に入ると、春休みや卒業旅行で旅行者が増えて旅費も徐々に上がってくることがありますので、休みをフレキシブルに取れる方は、この時期のハワイ旅行を検討してみては?ぜひ、次の旅の参考にしてみてくださいね。